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●ラティスはすぐダメになる?
最近、このラティス。ちょっとした疑問があります。もともと、アメリカ、カナダの方から輸入されてきたというイメージですが、アメリカやカナダのデッキ施工事例等を見ると、あまりラティスフェンスを使っている物を見かけないんです。もしかしたら、向こうではそれほど人気がないのでは?と感じる今日この頃。ラティスの製作は実はとても大変なためか。
当社では、丸太から製材をしています。ラティスの材料は、デッキの材料を取った残りを細かく再製材出来ますが、製材品から購入し販売しているところですと、デッキ材をわざわざ細かく切らなきゃならないでしょう。それはとても高くつきますし、コストが非常に高くなります。注目したいのは材が重なる接合部分。単純に900×1800ミリメートルのサイズで約150箇所ほどあり、そこにステープル(木材用ホッチキス)を打ち込んでひとつひとつ留めるわけですね。しかも、鉄だと錆びるため鉄製の約5〜7倍の値段のステンレス製で製作するのです。また、1日あたり、2人で50枚作るのが精一杯です。このように非合理的であれば、向こうの作業する方々の腰が重くなるのも頷けます。
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そう考えていきますと、ラティスは、意外と日本的なもののように思います。本来は少数販売だった物が、いつのまにか日本でブレイクし、日本で製作するようになってるのかな?と。職人技が冴える器用な日本人ならではの製作技術があるからこそとも思いつつ、たとえて言うと、「ドンマイ!ドンマイ!」とか「オーライ!オーライ!」と言った外来日本語のように馴染まれ、すこしづつ普及したのかもしれません。やはり、ラティスを設置した外構は、人目を引くと共に、とてもオシャレですから。
しかし、危惧している点が実はいくつもあります。先日、ホームセンター等のラティスをジィーッと観察してきました。やはり数々の新しい発見がみつかりました。
いわゆるコスト安で作るために、「天然木」の安い材種を使用・効率が最重視の塗料・人件費を抑える為の『中国製』だったりと、その中で特に驚いたのは、接合部がステープルではなく、すべて「のりづけ」…!住まいの外構を飾るラティスをなんと「ボンド」で接着しているのです。ちょっとびっくりでした。やはり「のりづけ」では外では使えません。濡れたり乾いたりを繰り返したときに木材は伸縮しますからすぐにはがれてしまうでしょう。それに、条件によっては水分含んでふやける事もあるでしょうから。
長い年月を経て、いずれラティスの人気はなくなるかも知れません。現に、デッキの注文では「ラティスはすぐダメになるでしょう?」なんて質問よくありますからね。(今流通しているWRC製のラティスは、輸入されている物が多い)当社は、それらの巷に根ざした誤解を解くために、努力を続けています。細かい作業や塗装などはとても大変ですが、WRCとともに藤田木材はこれからも頑張ります。
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